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ＧＷ思いつきの旅 宇都宮・釜石
2016年05月31日
ＧＷの2日目の土曜日、何の予定もなかったが急に思い立ち、宇都宮と釜石の同級生を尋ねる事にした。宇都宮の方はHONDA退職後農業を始め、ﾋﾞﾆｰﾙﾊｳｽ12棟で野菜を栽培している。2～3年ほど前に一度会って、去年の鬼怒川の氾濫の時電話で話して以来になる。釜石は息子の下で土木工事をしていて、震災直後から大槌町や宮古等で復興事業に携わっているらしい。三重から単身赴任で来ているそうだ。彼とは同郷で去年の同窓会で50年振りに再会した所だった。今回、何の連絡もなしの訪問なので会えるかどうか厳しい。30日22時、宇都宮到着後電話するが連絡が取れない。ｺﾝﾋﾞﾆの駐車場で車中泊、翌朝連絡が取れ、帰りに尋ねる事になった。浪江町で高速道路を降り、R-6~R-45を通り北上するﾙｰﾄで移動する。浪江町では門やｶﾞﾚｰｼﾞをｶﾞｰﾄﾞﾚｰﾙ等でﾊﾞﾘｹｰﾄﾞされた家が目立った。今日は日曜日で一時帰宅の日の様で臨時駐車場に人が集まっていた。南相馬･相馬市では海岸沿いを通り、港の復興状況を見ながら走った。途中で昼食を取りお土産を買い、南三陸町へ向かった。電話で防災ｾﾝﾀｰが有るので見て行く様に言われた事もあり立ち寄った。周りは造成中で今後場所を変えて保存する様だ。TVの画像を思い出しながら、目の前の防災ｾﾝﾀｰを見ていると目頭が熱くなって来た。
南三陸町を後にしてR45を北上、気仙沼･陸前高田･大船渡を素通り釜石に向かう。途中の風景を見ながら復興が徐々に進行しているのを感じる。19時釜石到着、目的地直前で側道に入らず直進した為、長いﾄﾝﾈﾙを出てUﾀｰﾝ電話連絡後19時半に同級生の宿泊先に到着する。彼によると今日は三重の自宅へ帰るつもりだったが明日に延ばしたおかげで会う事が出来た。ここは何もないので宮古で食事をしようと言う事になり車で向かった。宮古では今の仕事も先が見えて来たので、息子が熊本へ下見に行っている事等いろいろ話が聞けた。その後私は店の駐車場で車中泊、同級生は代行運転で帰った。翌朝早く朝靄の中出発、釜石をを出て高速道路に入り約600ｋｍ？ひたすら走るのみ、社内から見る景色に時々満開の桜が飛込んで来る。現在桜前線は北上中、日本列島の長さを感じる。15時半宇都宮到着､昼食後目的地近くで温泉を捜して2日間の汗を流す。18時の約束で同級生と合流して、近所のすし屋で食事、その後泊めて貰い久し振りに布団で寝る。過去や現在の事、先の事いろいろお互いに語り明かした。翌朝は畑を見学後、帰路に着く。同じ年代で引退後、新たな仕事に取り組んでいる同期の2人に改めてエールを贈りたい！元気を貰って神戸へ帰ります。
Ｓ＆Ｄチーム 工事部 山本末盛
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